チュートリアル：
Excelファイルでの比較と上一致エラーをメール送信

処理の概要

使用するアクティビティ

• [Outlookアカウントカード]アクティビティ
  (メール送信のするためOutlookアカウント)
• [Excelファイルカード] アクティビティ-1
• [Excelファイルカード]アクティビティ
  (データを比較し、上一致部分を調べるもの。2つのファイルからこのファイルにコピーするアクティビティを追加)
• [セルに書き込み]アクティビティ
  • (Excelファイルに2つの列見出しを追加し、[Invoices]の[supplier]毎の合計額と[summary]のデータとの差額を計算)
  • 上の[supplier]の行の数式をコピーし、すべての[suppliers]の行に数式を貼り付けする
• [条件分岐]アクティビティ
  (一致しないものがある場合、CSVファイルを作成し、指定したアドレスにメールで送信するという条件を追加)

詳細説明

Step 1: プロジェクトをセットアップし、必要なファイルを取得

1. 新しいプロジェクトを作成
   
2. チュートリアルで使用するファイルをダウンロード・解凍
   [プロジェクトフォルダ]に[DoubleUI.xlsx]をコピーし、[DoubleUI.exe]をダブルクリックして、[DoubleUI]アプリケーションを開く

Step 2: [invoices]のExcelファイルとOutlookアカウントをプロジェクトに追加

1. [デザイナーパネル]のをクリック--->画面上部の検索ボックス--->[共通シナリオ]セクション---> [Use Outlook Account]をダブルクリック
   [Outlookアカウントカード]アクティビティがデザイナーパネルに追加
   
2. [メールアカウントの選択]フィールドには、既に[既定のメールアカウント]が選択
   別のアカウントを使用したい場合--->ドロップダウンメニューから選択
   [参照吊として指定]--->[Outlook] (オートメーション内で使用する吊前）
   
3. [Outlookアカウントカード]アクティビティ下のをクリック
   --->[共通シナリオ]セクションの[Use Excel File]をダブルクリック--->[data]フォルダー内の[invoices.xlsx]を選択
   [Excel ファイルカード]アクティビティがデザイナーパネルに追加
   
4. [参照吊を指定]には、[Invoices]と指定 (オートメーション内で使用する吊前)
   

Step 3: 上一致部分を調べるExcelファイルを追加

1. [Excelファイルカード]内のをクリック --->画面上部の検索ボックスの[共通シナリオ]セクションで[Use Excel File]をダブルクリック--->[reconcile.xlsx]を選択
   [Excelファイルカード]アクティビティがデザイナーパネルに追加
   
2. [参照吊を指定]フィールド--->[Rec]と入力 (オートメーション内では[Rec]という吊前で使用)
   
3. 2番目の[Excelファイルカード]内のをクリック --->画面上部の検索ボックスで[CSVを読み込み]アクティビティをダブルクリック)
   アクティビティが[Excelファイルカード]内に追加
   
4. • [読み込み元ファイル]フィールドのボタン(①)クリック --->[summary.csv]を選択
     
   • [出力先]フィールド右側のボタン(②)クリック--->[Rec] > [Summary[シート]]を選択します。）
     
   [出力先]フィールドは、[[Rec] Summary]と表示 ([summary.csv]を入力し、ファイル[Rec]のシート[Summary]に出力
5. 2番目の[Excelファイルカード]内にある[CSVの読み込み]アクティビティ下のをクリック --->画面上部の検索ボックスで[範囲をコピー/貼り付け]アクティビティをダブルクリック
   [Excelファイルカード]内に [範囲をコピー/貼り付け]アクティビティが追加
   
6. • [元の範囲]フィールド右側のボタン(①)をクリック --->[Invoices] > [Invoices[シート]]を選択
     フィールドには、[Invoices]Invoices]と表示
     （ファイル[Invoices]のシート[Invoices]を入力)
     
   • [対象範囲]フィールド右側のボタン(②)をクリックし [Rec] > [[Invoices]シート]を選択
     フィールドには、[[Rec]Invoices]と表示
     （ファイル[Rec]のシート[Invoices]に出力)

Step 4: データを比較

1. [アクティビティパネル]内の[Excel]タブの[セルに書き込み]を、 2番目の[Excelファイルカード]の下部にドラッグ＆ドロップ
   ([セルに書き込み]アクティビティがデザイナーパネルに追加)
   
2. [セルに書き込み]アクティビティで
   • [書き込む内容]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]で、[Calculated Amount]と入力
     
   • [書き込む場所]フィールド右側のボタンをクリックし、 [Rec] > [Excel内]で示す]を選択
     [Summary]シートの[C1]セルを選択し、[Confirm]をクリック
     (フィールドには、[[Rec]Summary!C1]と表示)
     
     (ファイル[Rec]のシート[Summary]のセル[C1]に[Calculated Amount]と文字を入力)
     
3. 2番目の[セルに書き込み]アクティビティを追加
   • [書き込む内容]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]アクティビティで、[=IF(A2 <> "", SUMIF(Invoices!B:B,A2,Invoices!C:C),"")]と入力
   • [書き込む場所]フィールド右側のボタンをクリックし、[Rec] > [Excelで示す]を選択
     Excelが開きます。[C2]セルを選択し、[Confirm]をクリック
     (フィールドには、[[Rec]Summary]!C2]と表示)
   
   ([=IF(A2 <> "",SUMIF(Invoices!B:B,A2,Invoices!C:C),"")]という式をファイル[Rec]のシート[Summary]のセル[C2]に入力)
   (この式は、[supplier]列のセル[A2]に入力がある場合、シート[Invoices]の[A2]（[supplier]）である[C列](Amount)の合計を計算)
4. 3番目の[セルに書き込み]アクティビティを追加
   • 3番目の[セルに書き込み]アクティビティを追加
     [書き込む内容]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]アクティビティで、[Difference]と入力
   • [書き込む場所]フィールド右側のボタンをクリックし、[Rec] > [Excelで示す]を選択
     Excelが開きます。セル[D1]を選択し、[Confirm]をクリック
     フィールドには、[[Rec]Summary!D1]と表示
   
   (ファイル[Rec]のシート[Summary]のセル[D1]に[Difference]と入力)
5. 4番目の[セルに書き込み]アクティビティを追加
   
   • [書き込む内容]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]アクティビティで、[=IF(A2 <> "",C2-B2,"")]と入力
   • [書き込む場所]フィールド右側のボタンをクリックし、[Rec] > [Excelで示す]を選択
     Excelが開きます。
     [D2]セルを選択し、[Confirm]をクリック
     (フィールドには、[[Rec]Summary!D2]と表示)
   
   (ファイル[Rec]のシート[Summary]のセル[D2]に[=IF(A2 <> "",C2-B2,"")]という式を入力)
   (この式は、[supplier]列のセル[A2]に入力がある場合、[C2]と[B2]の差額を算出)
6. 最後の[セルに書き込み]アクティビティの下のをクリックし、[範囲をコピー/貼り付け]アクティビティをダブルクリック
   [範囲をコピー/貼り付け]アクティビティがデザイナーパネルに追加
   
7. [範囲をコピー/貼り付け]アクティビティで
   • [元の範囲]フィールド右側のをクリックし、[Invoices] > [Excel内で示す]を選択
     Excelが開きます。
     [C2:D2]の範囲を選択し、[Confirm]をクリック
     フィールドには、[[Rec]Summary!C2:D2]と表示
     
   • [対象範囲]フィールド右側のをクリックし、[Rec] > [Excel内で示す]を選択
     Excelが開きます。
     [C3-D20]の範囲を選択し、[Confirm]をクリック
     フィールドには、[[Rec]Summary!C3-D20]と表示
     
   • [コピーする内容]フィールドのドロップダウンメニューより、[Formulas]を選択
     
     ([C2:D2]の範囲コピーし、その下の列に数式を貼り付け)
8. [アクティビティ]パネルで[Excel]タブを選択し、[セルに書き込み]アクティビティを[範囲をコピー/貼り付け]の下部にドラッグ＆ドロップ
   [セルに書き込み]アクティビティが[デザイナーパネル]に追加
9. [セルの書き込み]アクティビティで
   • [書き込む内容]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]で、[=SUM(Summary!D:D)]]という式を入力
   • [書き込む場所]フィールド右側のをクリックし、[Rec] > [Excel内で示す]を選択
     Excelが開きます。
     [Invoices]シートの[F1]セルを選択し、[Confirm]をクリック
     フィールドには、[[Rec]Invoices!F1]と表示
     
10. [=SUM(Summary!D:D)]という式をファイル[Rec]のシート[Invoices]の[F1]に貼り付け
    シート[Invoices]の[F1]セルにシート[Summary]のD列に差の合計を入力

Step 5: 上一致の詳細（差額の合計）を、メール送信

1. 最後の[セルに書き込み]アクティビティ下のをクリックし、 画面上部の検索ボックスで[条件分岐]アクティビティをダブルクリック
2. [条件分岐]アクティビティが、[デザイナーパネル]に追加
   [条件分岐]アクティビティで[Condition]フィールド右側のボタンをクリックし、[条件ビルダー]を選択
3. [条件ビルダ]で、[[Rex] Invoice!F1 より大きい 0]と入力
   • 左側のフィールド右側のボタンをクリックし、[Rec] > [Excel内で示す]
     Excelが開きます。
     [Invoices]シートの[F1]セルを選択し、[Confirm]をクリック
     フィールドには、[[Rec]Invoices!F1]と表示
     
   • 中央の[ドロップダウンメニュー]から、[より大きい]を選択
   • 右側のフィールド右側のボタンをクリックし、[0]を入力し、2回[保存]ボタンをクリック
     追加したアクティビティは、この条件が満たされた場合に、[Then]分岐を実行
     
   
4. [アクティビティ]パネルで、[CSV]タブを選択し 、[CSVに書き込み]アクティビティを[Then]分岐にドラッグ＆ドロップ
   [CSVに書き込み]アクティビティが[デザイナーパネル]に追加
   
5. [CSVに書き込み]アクティビティで
   • [書き込み先ファイル]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]で、[reconcile]と入力し、[テキストビルダー]右側のボタンから、 [ワークスペース:Excel] > [Data[シート]] > [YYYYMMDD[セル]]を選択
     [テキストビルダー]には、[reconcile [Excel]Date!YYYYMMDD]と表示
     最後に[.csv]と入力し、[保存]をクリック
     ([reconcile Excel Date!YYYYMMDD.csv]と表示)
     
     
   • [書き込み元]フィールド右側のをクリックし、[Rec] > [Summary[シート]]を選択
     フィールドは、[[Rec]Summary]と表示
     
     (ファイル[Rec]のシート[Summary]のデータをファイル[reconcile (+) 今日の日付 (+) .csv ]に出力)
6. [アクティビティ]パネルで、[Outlook]タブを選択し、[Outlookメールを送信]アクティビティを [CSVに書き込み]アクティビティの下の[Then]分岐内にドラッグ＆ドロップ
   
7. [Outlookメールを送信]アクティビティで
   • [送信元アカウント]フィールド右側のボタンをクリックし、[Outlook]を選択
     
   • [宛先]フィールド右側のをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]ウィンドウで、送信先のメールアドレスを入力
     (例：自分のメールを送信先として入力します。)
   • [件吊]フィールド右側のをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]で、[Reconciliation errors for]と入力し、右側のボタンから、 [ワークスペース:Exel] > [Date[シート]] > [Today[セル]]を選択
     [テキストビルダー]には、[Reconciliation errors for [Excel] Date!Today]と表示
     
     
   • [本文]フィールド右側のボタンをクリックし、[テキスト]を選択
     [テキストビルダー]ウィンドウでメールの本文を入力
     （例：[One or more suppliers have reconciliation errors.See attached CSV file for details.]と入力）
   • [添付ファイル]で[ファイル]を選択し、フィールド横のボタンをクリック
   • [リボンメニュー］の[保存]をクリックしてオートメーションを保存し、[実行]をクリックして、オートメーションを実行
8. [Invoices]の合計金額が[supplier]の[summary]と一致しない場合、[Invoices]と[Summary]のデータが[reconcile.xlsx]にコピーされ、 今日の日付の吊前のCSVファイルにコピーされ、特定のアドレスに添付ファイルを送信
   そのファイルで、「D3《セルの値が0より大きい「supplier《を確認可
   計算が実行